偏光状態の変化 その3

今回の目標はPhase retarder[1][2]の原理を解説することである.
これは \lambda/4 ミラーとも呼ばれており, \lambda/4 波長{}板 (Wikipedia: 偏光_#偏光を作り出す光学素子) を鏡で実現する素子である.
すなわち, 直線偏光の光を入射すると円偏光の光を反射し, 逆に円偏光の光を入射させると直線偏光の光を反射する.
金属加工の現場では偏光状態によって加工精度などが決まるので, このような光学素子が必要となるようだ[1].
本稿では前回()導いた (10) 式のみ用いる.

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偏光状態の変化 その2

前回()は光の反射角および屈折角を導出した.
それによると反射角および屈折角は光の偏光状態には依存せず, 特に反射角は入射角のみに依存する (これは今回の話とは関係ないのだが, もちろん屈折角は光の波長などには依存する).
しかし反射光および透過光の振幅は偏光状態に依存する.
今回は一般の条件下で反射率と透過率を求めたのち, 屈折角が定義できない状況での透過光を議論する.

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偏光状態の変化 その1

「光学(optics)」とは, 光にはどういう性質があるか?, また光と物質はどのような相互作用をするか?を取り扱う学問である.
光学には電磁気学量子力学と密接な関連があるが, ぼく自身そんな難しいことはわからない.
まあこの記事の続きを書くことをモチベーションに追々勉強したいということで, 今回はFresnelの式 (Wikipedia:フレネルの式) について…
と思っていたのだが, かなり長くなってしまったので途中のSnellの法則まで.

追記 2017/6/28に大幅に修正した(参照).

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