1万円以内で物撮り環境を構築したい (結果約9000円課金)

最近靴を脱ぐたびに脚が吊るunvです, こんにちは.
今日はぼくが約9000円かけてお試しで構築した物撮り (ブツ撮り?) の環境を紹介します.
カメラやってる人が基本みんなお金持ちだからなのか, こういうケチケチ環境構築のノウハウってなんかあんまりネットにないんですよね〜 (ぼくの調べ方が悪いのかもしれませんが).
フラッシュなんかも純正で買うと目ん玉が飛び出るくらいお高いのですが, ぼくはサードパーティー製のものでも「安かろう, でも悪くはなかろう」ならええやんと思ってます.

いきなりですが今回買ったアイテムは次の3つです:

  • NEEWER フラッシュ・スピードライト TT560 (3299円),
  • Emart 背景スタンド T字型 150x260 cm (3680円),
  • Earnneelam PVC背景紙 (黒1枚+白1枚) 60x130 cm (1903円).
カッコ内はぼくが買ったとき (2021年10月末) のお値段です.
全部Amazonで買いました. 合計8882円でした.
Amazonって割と細い値段の変動があるので, もっと安く買えるときもあればこれよりもう少しかかることもあるかもしれないですね.
でもまぁ1万円は切れるんじゃないでしょうか?

インターネッツによると物撮りで大事なのは照明と背景らしいです.
まぁ「物撮り環境構築」とかググると, 上の3つに加えてやれ照明用スタンドだのやれアンブレラだのやれレフ板だのがモリモリ追加されて, 物撮りって結構ハードル高いんだなぁってなると思うんですけど (てかぼくはなった), この1万円セットでどれくらい撮れるのかをまぁ見てみましょう.

とりあえず机の上に転がってたタンブラーに被写体になってもらいました.
撮影のセットアップは下の2枚目みたく三脚に載せたカメラ (レンズの焦点距離は85 mmにしました) に直接フラッシュを装着しました.
フラッシュの光が直接被写体に当たらないように斜め上に向けています.

図1 何もないとき. オタクの家の汚ねぇ床で全てが台無し. 図2 セットアップ. カメラに直接フラッシュをつける撮影法をオンカメラと呼ぶらしい.
図3 フラッシュなし, 室内灯ありで撮影. これだけでもなんかレタッチしたらどうにかなりそうな気もする. 図4 フラッシュあり, 室内灯なしで撮影. プロそう. 天才.

まず1枚目は家でiPhoneで撮るとこんな感じになりがちなやつです.
そもそも家の中が汚いから斜め上からの撮影になりがちな人, 結構多いと信じてます (それか床と比較して面積が稼げるベッドの上に被写体を置く).
3枚目は光源として室内灯のみで撮影したもの.
絞りは4.5, 露光時間は1/8秒, ISOは100.
まぁ天井の電球との位置関係にもよるかもしれないですが意外と耐えてる印象.
ただ室内灯がLEDならいいですが, 蛍光灯だとフリッカーがすごくて撮影にならないかもしれないですね.
そして4枚目が光源としてフラッシュのみを使ったものです (カーテンも全て閉めて真っ暗闇で撮影しました).
絞りは8, 露光時間は1/50秒, ISOは100, フラッシュの光量をMAXにしました.
なんかめっちゃプロそう (KONAMI).
これなら通販とかのHPに載っててもさほど違和感ないんじゃないでしょうか?

ということでAmazonに9000円課金して構築した物撮り環境の紹介でした.
背景紙が60x130 cmで結構サイズがあるので, 撮影ボックスより全然いいんじゃないでしょうか? (撮影ボックス使ったことないですけど.)
ただ難点を挙げるとするならば, フラッシュがカメラの上に乗っているので, 上からの撮影は厳しいです.
これを解決するにはフラッシュをカメラから外す必要があって (オフカメラ), 最初の方で言った

  • NEEWER ライトスタンド 190 cm (2899円),
  • DSLRKIT シンクロケーブル (φ3.5 mmオス) 5 m (1200円),
のようなものが追加で必要になると思います.
あとは今はフラッシュを天井に当ててますが, 光は斜め後ろから来るのがいいって書いてあるインターネットの記事もありました.
そういう場合にはレフ板
  • NEEWER 折りたたみ式レフ板 (銀、金、白、黒、半透明) 60x90 cm (2199円)

とかも必要になります.
でもまあこういうのも追加すると予算が一気(?)に増えちゃうし, ただでさえ狭い家がさらに足の踏み場がなくなっちゃうので, こういうのはまた他の機会に買ってレビューすることにしたいと思います.
それでは今回はこの辺で. 読んでくれてありがと〜