2次元の熱平衡(境界値問題2)

前回()は1次元の熱平衡について, 基礎方程式の導出から行った.
これは全て今回のための準備で, 今回は2次元の熱平衡, つまり金属板を加熱したときにどのような温度分布に行き着くかを求めたい.

続きを読む

1次元の熱平衡(境界値問題1)

今回は題の通り, 1次元での熱平衡について.
つまり, 金属線を加熱したときに, 最終的にどのような温度分布になるのかを考えたい.
これはPoisson方程式(Wikipedia: ポアソン方程式)またはHelmholtz方程式(Wikipedia: ヘルムホルツ方程式)と呼ばれる式によって知ることができるのだが, 個人的に納得のいかないところがあり, 前回の更新から少し間が空いてしまった.
決してグラブっていたわけではない.

続きを読む

電子ビームを曲げつつ収束させる

電子ビームなどの荷電粒子ビームには, 「自己発散(self-defocusing)」と呼ばれる問題がある(self-broadeningでも同じ意味だと思う).
これは, ビームを構成する粒子がCoulomb力によりお互いに反発しあうため, ビームが空間を進む間に広がってしまうという現象を指す.
この自己発散現象のために, 荷電粒子ビームを取り扱う際にはビームを収束させるレンズのようなものが必要になる.
前回()は平行平板コンデンサで電子ビームをどれだけ曲げられるかについて議論したが, 今回は平行平板コンデンサで電子ビームを収束させる.

続きを読む

電子ビームを曲げる

今回は青少年のハートをくすぐる「ビーム」について書こうと思う.
ただしビームといっても様々な種類がある(Wikipedia: ビーム).
今回取り扱おうと思っているのは電子のビームであるが, 例えば太陽光線やレーザー光線もビームの一種である.
電子ビームの最も身近な例はブラウン管(Wikipedia: ブラウン管)だと思うが, 最近ではブラウン管は身近でもなんでもないかもしれない....

続きを読む

コインの回転(前回の続き)

前回()のあらすじ...
コインの端を綺麗にトスした場合のコインの裏表が予測できるようになった.
今回はこれの続きとして, コインを適当にトスした場合の動きを考えたいと思う.
実はコインは対称性がとても良いので, 今から書くような難しいことを考えなくても運動を記述できるのだが, (2) 式の応用の良い例だと思ったので使用した.

続きを読む

コイントスの結果を知る

最初の記事だからちょっと面白いことを書こうとがんばった結果がこれだよ....
さて突然だが, コインの裏表やらサイコロの出目やらの話になると, 必ずといっていいほど 「関係するパラメタが多すぎて実際上予測できない」といった文言に出くわす.
ぼくもそうなんだろうなとは思うが, 実際に確認したことはなかったのでやってみた.
以下の計算はつまり, コインの裏表を予測するのは非常に理想化した状況でもこんなに大変なんだなあ, ということを確認するためにある.

続きを読む

このブログについて

このブログは, ぼく(あなば)が日々なるほどと思ったことをメモするもの(になる予定)です.
あまり難しいことを書くつもりはありません.
疑問質問, 誤字脱字などがあれば気軽にコメントしてもらえるとうれしいです.
参考文献には主にwebにあるpdf等を用いる予定です(そのほうが便利だと思うので).
リンクなどで不都合などが生じた場合は連絡していただければすぐ対応します.

目標
  • 月1回は更新する.
  • texやhtmlの勉強もかねる.
  • 高校生程度の知識で読めるものを書く.